してやったり?それとも後悔!?私たちが「恋人を試してしまったとき」7パターン

 

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以前、自作自演の誘拐騒ぎを起こした男の事件の初公判が行われました(※1)。

その際、動機が判明したのですが、それはなんと『自分のために身代金を払う意思があるかどうか、婚約者の母を試すため』という驚愕の内容でした!

 

これは明らかに犯罪ですし、やりすぎですが、この報道を見て『人の心を試すような言動』をしてしまったことあるなあと反省したものです。

 

そんなわけで女性陣にさっそく質問してみました。「恋人を試してしまったときってありますか? そのシチュエーションを教えて」と。

そこで集まった回答から、よくあるパターンを7つご紹介します。

 

■パターン1 「他の人に告白されちゃった」と言って反応を見る

「普段私が何をしてても無頓着な彼にやきもちを焼いてほしくて、ついつい『最近知り合った人からつきあおうって言われちゃった』ってメールをしてしまった。彼からの返信は『○○はどうしたいの? その男とつきあいたいの?』って。やきもち焼いて引き止めてほしいだけなのに…」(IT関連・23才)

 

 これはかなり回答数が集まったパターン。告白までいかなくとも、「元カレからよりを戻そうと言われた」、「友達の○○クンから遊びに行こうと誘われた」、「今度合コンに誘われたけどどうしよう」などと言って、彼の心を揺さぶったり、止めてもらうことで愛を確認することが目的のようです。

 

■パターン2 「私よりもっといい人いるじゃん」と他の女を推す

「大好きな彼に、急に『なんで私なんかとつきあってくれてるの? 私よりももっとかわいくって性格もいい子たくさんいるじゃん…』って言って泣き出したことがあります。彼は『おまえ以外いないよ』って言ってくれてうれしかったけど」(アパレル・25才)

 

 「私なんかとつきあってくれて」という卑屈な気持ちを彼自身に払拭して欲しいという欲望が歪んだカタチで表層化してしまったパターン。上の例では彼がその心を汲み取りうまくおさまりましたが、男性の性格や性質によっては、「ほかの女に行けってことは俺のこと嫌いになったの?」なんてカン違いしてしまう場合もあるので注意。

 

■パターン3 突然メールなどの連絡手段を絶って様子を見る

「いつも私からメールしたり電話したりしないと、彼からは連絡してくれない状態がいやになって、5日間携帯の電源をOFFにして過ごしてみました。ひさしぶりに電源を入れたら、彼からたくさんの着信と『どこにいるの?』『大丈夫か?』『心配だから連絡ください』ってメールが入ってて、うれしくって泣いてしまいました」(フリーター・22才)

 

 いつも追うばかりの恋愛に疲れ、たまには追われたい、そんな思いがさせた行動ですが、彼は本気で心配してしまった様子…。恋愛のマストツールである携帯電話を使い相手の心を試す行動をとる女性が増えています。

 

■パターン4 浮気してないのに「浮気しちゃった、ごめん」と懺悔する

「関係は落ち着いてまったりしすぎてしまった私と彼。その状況が突然不安になって、突発的に『浮気しちゃった、ごめん』と謝ってしまった。そしたら彼が急に泣き出して、そしたら私も一緒になってわけわかんない状況に。その後、浮気したことはウソと説明したけど、なんだかギクシャク…。でも平穏すぎる関係のときよりも、彼への気持ちが大きくなったかも」(商社・28才)

 

 これ、男性から見たらわけがわからないのではないでしょうか。でも女性なら、こういう心理わかります…。この彼は気の毒としか言いようがないですが…。

 

■パターン5 証拠もないのに「浮気してるでしょ?」と問いかける

なんとなく彼の最近の行動に不安を感じて、でもそれを確かめる手段がなくって、『浮気してるの私知ってるよ』ってカマをかけてしまいました。そしたら彼が明らかに動揺してしまって、本当に浮気してたんだなってショック。でも真実を知ることができてよかったのかな」(サービス業・26才)

 

 果たして彼は本当に浮気していたんでしょうか? 突然恋人に『浮気』なんて単語を出されたら、事実はどうあれ動揺してしまうのかも? このような『カマかけ行動』も女性はしがちですが、確信はもてないし、カマをかけたことが相手にバレたら信頼関係は崩れてしまいますよね。

 

■パターン6 別れたくないのに「別れて」と言う

「ケンカばかりしてた彼との関係に疲れて、本当は仲直りしたいのに『私たち、もう別れるしかないよね』って言ってしまいました。彼も『そうだよな、別れよう。今まで悪かった』って。私はただ引き止めてほしかっただけなのに…」(証券・27才)

 

 よほどの恋愛テクニシャンじゃない限り、このような女性の複雑な感情は、男性には理解しがたいよう。『別れる』というような重要な事態を、本心ではないなら言わないのが賢明です。

 

■パターン7 できてないのに「妊娠しちゃったかも」と相談する

「長い間つきあってるのに、いつまで経っても結婚の話をしてくれない彼。私とは真剣につきあってないのかな?って不安になって、よくないこととは知っていたけど、思わずついてしまったウソ。すぐに『結婚しよう』って言ってくれて安心したけど、その後私が妊娠していないことを知り、今は関係が微妙に…。後悔しています」(流通・29才)

 

 これは禁断のお試し言動。これをやってしまったら最後だと心得て。何もかも失う覚悟で彼の心を知ることさえできればいい!という場合のみ有効なのかも…。

 

 以上7パターン、いかがでしたか? あなた自身もやってしまった言動はなかったでしょうか。

これら7パターンの言動に共通するのは『自分に自信がない』、『愛情をもっとほしい』、『彼の気持ちがわからない』といった不安からくる行動のようです。

その気持ちはわからないでもないですが、でもこれ、相手の男性の立場に立ってみたら『心を試されること』はとてもいやなこと。だまされたショックがあるようです。

この行動をきっかけに、男性は女性の心が負担になったり、面倒くさくなったりと、プラスの展開は望めません

またイソップ童話『羊飼いと狼』の狼少年同様、これをきっかけに彼はあなたのことを信用しなくなってしまう恐れもあります。

『相手の心を試す行動』は封印すべきのようです。

 

でも女性のこのような行動はよくないことだけど、男女ともに気持ちが理解できるだけに、恋愛のこういったすれ違いの状況はなんだか寂しくなりますね。